気エネルギー(生命エネルギー)による、ヒト肝臓ガンの培養細胞の増殖阻害・ガン細胞に対する気の効果の科学実証研究:
気には培養ガン細胞の増殖を抑える力があるかどうか、客観的、科学的事実を得るためにこの研究にとりかかった。ヒトの肝ガン細胞、HepG2を実験に用いた。西野の指先から気をシャーレ内のガン細胞に、5分ないし10分間送った。その細胞を24時間培養し、細胞数、一個の細胞あたりの蛋白量、何種類かのメッセンジャーRNAの発現、レギュカルチン蛋白の合成などを測定した。その結果を、気を当てなかった対照グループの結果と比較した。気をあてたシャーレでは、細胞数はそれぞれ、30.3%(5分照射)、40.6%(10分照射)と減少した。細胞一個当たりのタンパク量は、38.8%(5分)、62.9%(10分)と増加した。これらの結果にはすべて統計的な有意差があった。
気の効果をRT-PCR(逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法)を用いて研究し、ガンを促進する遺伝子c-mycのmRNAが減少し、DNA合成を抑制し、細胞増殖を制御する作用を持つレギュカルチン蛋白の、mRNAが増加したことを見出した。

S.Tsuyoshi Ohnishi,Tomoko Ohnishi, Kozo Nishino, et.al.,: Growth Inhibition of Cultured Human Liver Carcinoma Cells by Ki-Energy (Life-Energy): Scientific Evidence for Ki-effects on Cancer Cells. Evid Based Complement Altern Med 2005;2(3)387-393



気エネルギー(生命エネルギー)が酸化の損傷から単離したラットの肝臓細胞のミトコンドリアを守る:
気(生命エネルギー)がミトコンドリアに有効な影響を持つかどうかを調べた。我々は単離したラットの肝臓ミトコンドリアを、熱処理により劣化(39℃で10分間)させた状況に保ち、ミトコンドリアの呼吸能をクラークタイプの電極を使って測定した。呼吸コントロール比(RC ratio:分離されたミトコンドリアの健全と完全さを意味することで知られるステージ3とステージ4の呼吸間の比)を比較した。RC ratioは39℃で10分間の保温により減少した。しかしながら、熱処理中に西野よって気を照射するとRC ratioは回復した。TBARS(チオバルビツール酸反応物質)量を測定することによりミトコンドリアの脂質の過酸化の程度を分析した。
熱処理におけるTBARS量は気を受けていないミトコンドリアでは、コントロール(熱処理なし、気照射なし)よりも多かった。しかし熱処理され、気を受けたミトコンドリア(2度の実験結果;共にp<0.05)においては、TBARS量は減少したことにより、気が 酸化ストレスからミトコンドリアを守ったことを示唆する。

S.Tsuyoshi Ohnishi, Tomoko Ohnishi, Kozo Nishino: Ki-Energy (Life-Energy) Protects Isolated Rat Liver Mitochondria from Oxidative Injury. Evid Based Complement Altern Med 2006;3(4)475-482



気(生命エネルギー)は骨細胞培養モデルの骨芽細胞を活性化し破骨細胞様細胞の増殖を抑制する:
西野流呼吸法実践者の間の健康上の利点の一つは、多数の人々(男性と女性)が同年齢同性の平均値に比較して110-150%もの高い骨密度を持つ。
女性の骨密度は閉経後(エストロゲンホルモンの減少によるため)減少することは良く知られているが、50から70歳の女性の実践者の何人もが若い女性のよりも高い骨密度を持つ。骨粗鬆症は高齢の年代にとって、深刻な健康上の問題であるため、何故呼吸法で骨密度が増えるのかを解明したいと考えた。骨は常に骨をつくる骨芽細胞と骨を削る破骨細胞が働きリモデリングされている。そこで、骨細胞の培養を利用して骨に対する気の効果を研究することにした。西野の指から気(生命エネルギー)を骨芽細胞に照射すると細胞数が増加した。破骨細胞様細胞に気を照射した場合には細胞の形成を抑制することが明らかになった。

S.Tsuyoshi Ohnishi, Kozo Nishino, Satoshi Uchiyama, et.al.: Ki-Energy (Life-Energy) Stimulates Osteoblastic Cells and Inhibits the Formation of Osteoclast-like Cells in Bone Cell Culture Models. Evid Based Complement Altern Med 2007;4(2)225-232