1926年(昭和元年)、大阪生まれ。
大阪市立医専(現・大阪市立大学医学部)在学中、世界的バレエ・プロデューサーのディアギレフの業績に触発され宝塚歌劇団に入団。 宝塚音楽学校で教師として教えるかたわら、歌劇団の振付を担当。 1951年、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・バレエスクール高等専門科に留学、振付をアントニー・チューダー師から、踊りをマーガレット・クラスケ師から学ぶ。

1954年、西野バレエ団を設立、馬場敦子、荻野元子、門野佳代子らを育てる。
その後、テレビ界に進出、NHK「歌のグランドショー」、日本テレビ「レ・ガールズ」などの番組の企画・作・構成者として活躍、金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子、江美早苗、岸ユキらを育てる。
合気道を植芝吉祥丸道主から、中国拳法を澤井健一師から学び合気道師範、中国拳法師範となる。
生命の科学である医学・身体の芸術であるバレエ・気力を研ぎ澄ます武道を経て、独自の生命エネルギーを培うメソッドである「西野流呼吸法」を創始する。

現在、東京渋谷と大阪に西野塾教室を開き、著名な医者・学者・経営者・芸術家・弁護士をはじめ老若男女数多くの塾生達に連日稽古をつける。
世界的作家で映画監督でもあるマイケル・クライトン氏が西野塾を訪れたとき、その若々しい稽古着姿を見て“He is a living demonstration of his method!”(彼は西野流呼吸法の生きた証人だ。つまり西野先生の姿を見れば呼吸法の素晴らしさがわかるという意味)と感嘆した。
西野バレエ団代表。西野流呼吸法・西野塾主宰。
酒田短期大学客員教授・大阪国際女子大学客員教授を歴任。
大阪市立大学大学院 医学研究科学外研究員。
 人間は生命エネルギーで生きています。そのエネルギーを生み出すのは、呼吸と栄養なのです。摂取した栄養を生命エネルギーとして全身細胞に供給するのが呼吸なのです。呼吸なくしてはエネルギーを得る事はできないし、生きることもできません。呼吸には肺から酸素を取り込み炭酸ガスを排出する外呼吸と、身体にある臓器の細胞に酸素を供給し炭酸ガスを放出する内呼吸(細胞呼吸)があります。細胞呼吸の主役がエネルギーの発電所ミトコンドリアで、グルコースからエネルギー貯蔵分子ATPを産生し、分子モーターを動かしたり、あらゆる細胞の活動に必要なエネルギーを生み出す働きをしています。細胞呼吸がまさに生命エネルギーを産生しているといえます。そして西野流呼吸法はこの細胞呼吸にも着目する画期的メソッドなのです。

 私達には生きるということ以外に真実はないのです。生きている限り青春であるべきです。科学の発達によって、また新たに生命のメカニズムの大きな要素が明らかになってきました。ヒトの細胞は2年半から3年毎に再生されていきます。これはリモデリングまたは、リジェネレーションということですが、わかり易く言うと細胞の再生はコピーすることと似ています。生まれたばかりの赤ちゃんのときは、とてもみずみずしく再生能力が優れた細胞です。やがて青春時代、成人式を迎えるころは輝かしい見事に再生された細胞か らなる生命体なのです。しかも、その人間の細胞は60兆個もあるのです。その想像を絶するような数の細胞が、生き生きと再生しているのです。なんて人間の生命は素晴らしいことでしょう。この細胞をフルに活かして楽しい輝かしい人生を描こうではありませんか。絶えず生き生きした細胞を維持することが、楽しく光り輝くように生きることなのです。

 ヘイフリック(Leonard Hayflick:現カリフォルニア大学医学部教授)は、細胞の分裂再生回数に限界(寿命)があるという限界説を発表しています。その説によると、ヒト細胞の分裂再生は約50回まで可能でそれを過ぎると分裂を止めてしまうということです。ヒト細胞は2年半から3年毎に再生されますが、2年半毎とするとヒトの細胞寿命は2.5年×50=125年(3年毎とすると150年)となります。そんなに素晴らしい細胞を私達は持っているのです。それ故、100歳まで青春というのは決して夢ではないのです。たった一回の人生です、わくわくしながら100歳青春をめざしましょう!
その鍵が西野流呼吸法にあるのです。西野流呼吸法は生命エネルギーを漲らせ、若々しさと健康を培う、現代人にとって不可欠の呼吸法と言えると思います。